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2020.4.4 更新

<重賞データ分析コーナー>
*前日予想と違って、不定期だがほぼ毎週出走馬確定前に行っているMの次週重賞データ分析コーナー。
 前週のデータ分析を回顧し、当週の重賞を過去数年にわたってデータ分析しています。
出走馬確定前に分析しているので、今回の出走馬ではなく、あくまで近年の連対馬、人気で凡走した馬のステップを解析し、そのレースの質(特徴)を読み解くと同時に、Mにおけるデータ分析手法の実践を通し、その習得を目指したコーナーになります。

新たに編集S君の予想と、それに対する今井氏のワンポイントアドバイスコーナーが付いて、重賞分析がさらに使いやすく、増量パワーアップ!


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大阪杯データ分析


編;いや〜、あまりにも衝撃的な結末でした・・・。15番人気、単勝65倍だった今井さんの本命、クリノガウディーが激走して1着入線でしたが。あれ、あんなに斜行してなかったら脚色見ても、11−3か3−11で決まってますよね〜。どっちが勝っても馬連万馬券が3点目の買い目でしたが。・・・大丈夫ですか?

今;ああ、レースはそうだったね。あれだけ2頭で交差して、慌てて立て直してから2頭ともまたずっと伸びているくらいだから、何も無ければ併せ馬のマッチレース、2頭の世界だったよね。どっちが勝ったかまでは分からないけど。

編;失格でもいきなり4着とは。

今;うーん、ルールだからね・・・。

編;なんか解説してくださいよ。僕の方はダイアトニック本命で、仲良くガッツポーズのはずだったのに、あまりに悔しいじゃないですか・・・。

今;そうだね、まずは事件が起こる前の楽しかった思い出から話そうか。最初の芝のレース、中京3Rだよ。馬連万馬券が1点目で当たったレースね。

編;人気薄の本命が立ち上がって出遅れたのに、2着に突っ込んで来たんでしたよね。単勝で41倍もついてた馬でした。

今;それを見て思わずガッツポーズしたんだよ。もちろん、万馬券が1点目で当たったのもあったけど、それ以上に、前日考えていた通り、道悪が残って、外差しも決まる馬場になっていたからね。クリノガウディー最大の問題だった、高松宮記念で不利な外枠の差し馬というのを、これでクリア出来る可能性が高くなった。レースは馬体が減ってきたから、対抗から買った方が良いかもだけど。それなら馬単も1点目で当たるわけだしね。あれだけ人気なくて、まだデビュー3戦目で好走したことない馬体重の定まってない馬だから、本命からでも悪くはないけど。

編;3連複の万馬券も2点目的中ですから、3連単の7万馬券9点目的中も、あの馬体重なら対抗から買って、もっと大きく稼いだ人も多かったでしょうかね〜。

今;勝った武豊がこっちが指定した通りに差しに回る位置取りショックを仕掛けて来たのもあったよ。本命の馬もあれだけ出遅れたのは痛かったけど、結果、狙い通りの差しに回る位置取りショックは掛けられたから、悪くなかった。ただ、出遅れからの早め先頭の横綱相撲では、さすがにダートから芝に位置取りショックも加えてきた短縮馬には交わされたけど。

編;やっぱり多頭数混戦は、万馬券でもなんでも3点以内で当たるときは当たりますね。

今;上がりの掛かるような激戦ならね。ただ、時計が思ったより遅くなくて、その後どんどん回復していったんだよ。あれは1400mだから、1200mになるともっと内が有利になってくるだろう。それでも8R、9Rを見ていくと、体力補強されたステップの強い馬なら、なんとか1200mでも外枠から勝てるイメージは確認できた。そんな中、高松宮記念の馬体重が発表されて、クリノガウディーはまさにちょうど良いマイナス2キロだったからね。パドックの状態も良かったし、馬場もなんとか重馬場で踏ん張って乾かなかったから、ほぼ当たる予感しかしなかった。勝つイメージが出来てゾクゾクするような感じだね。条件戦はそうでもないけど、だいたい重賞で当たるときはレース前にそうなるよ。逆に外れるときは走る前から分かることが多い。当日の馬場とか馬体とか見て、「こりゃ駄目だな」ってなると、まず来ない。で、単勝60倍くらいだし、かなり体が熱くなってきたんだ。「ああ、これは来たな」って感じだった。

編;それで、いよいよレースですが・・・。

今;スタートして後ろにどれだけ下げるかが勝負だったんだけどね。解説に書いたように、ハイペースを6,7番手に下げる位置取りショックが理想のステップだった。Mの基本的な位置取りショックだよ。短縮のペースアップで自然に差す形ね。そうしたら、思ったよりスタートして位置が下がんないんだよね。馬も走る気が旺盛で、前にぐんぐん行こうといているし。「うーん、ちょっとやばい。行きすぎだな」と思っていたら、ラップがそんなに速くない。それならS質が活性化されたステップなんで自然に気分良く前に行っちゃうだろうし、そもそも周りの馬とは手応えが違い過ぎるからね。4角を回ったときは、少なくとも連対は間違いないかなと思ったよ。あとは勝てるかどうか。見えない位置の後ろから、緩い流れで何かキレる馬が突っ込んでくるのかどうか、そこだけだった。で、ゴール板は「うん?ちょっとよれたかな」と思ったけど、そのまま勝ったからね。単複だけでも十分だし、思わず「よし〜!」って叫んだんだけど・・・。

編;審議でしたね〜。

今;だったね。単勝65倍のはずが4着とは、こんな一瞬で天国から地獄は、生まれてからもそんなに経験したことないよ。悔しいとか、そういうのとも違うかなぁ〜。精神コントロールの難しい馬の外枠で、緩い流れの外を回る横綱相撲だったからね。ちょっと短縮なのに緩い流れで、エネルギーがゴール板で有り余っちゃった。不利な外枠の差しでもなんとか大丈夫という計算だったけど、こんな形で外枠の不利が表面化するとは思わなかったよ。いっそ森がそのまま乗った方が納得いったかもね。GTで森を本命に選んだ時点で、ゴール板前で勝ちそうで興奮してしくじって、降着も仕方ないか〜とか。計算より流れなかったのが、唯一の読み違いではあったけど。先行馬がばーっと行って、もう少し気持ちよく自然に差しに回れるはずだった。そうすると、最後は上がり勝負じゃなくて死力を振り絞る感じになるんで、むしろ、ああいう馬はよれるような精神的余裕がなくなって、惰性で真っ直ぐなだれ込めるんだけどね。そうすると、あの短縮も位置取りショック付きで、さらに迫力を増して、接戦にすらない楽勝だったろう。ただ、計算外の緩い流れの上がり勝負でも来たくらいだから、予想そのものが、どこかで間違いがあったわけでもない。もう、こうなるとお手上げだよ。予想としてはやれることはやったんで、残ったのは脱力感しかない。あと出来ることとしては、お祓いに行くくらいだからねぇ・・・。

編;ですよね〜。僕のダイアトニックもお陰で3着になっちゃいましたし、一緒にいきましょうか。

今;ただ、密集は避けないといけないからね〜。

編;それにしても3レースもこのレースもそうですが、タフな多頭数混戦になると、どんな人気薄の本命でも、相変わらず突っ込んで来ますね。 今;馬体重と馬場が合っていれば余計にそうなるよね。あと重賞の場合、あのクラスの人気薄を本命にするときは、結構来るんじゃないかなぁ。

編;単勝100倍近くの超人気薄は、本命だとよく激走しますよね。クリノガウディーも単勝77倍の朝日杯を本命にして、激走したんですもんね。この馬は、あれ以来の本命じゃなかったですか?

今;はっきり覚えてないけど、やっぱり人気薄の中京記念はグルーヴィットの相手に選んで当てたように、結構詳しい馬なんだよ。今回もグルーヴィットもちょっと考えたんだけど。クリノガウディーと似た馬で、こっちは良い枠に入ったから。基本的に何故か人気馬は良い枠に入りやすいから、周りを人気馬に囲まれたということは、そこがその日伸びる所になる可能性が高くて人気馬が危ないときには、代わりに突っ込んで来て穴を開けやすい。いろんな意味で人気馬は有利だよ。

編;断然人気が人気薄を邪魔してたら、入れ替わらなかったかもしれませんよね。

今;人気馬は買ったファンが多いからね。グルーヴィットはちょっと活性化の弱さがあったけど。あと、ダイアトニックはM的には理想的な前走の位置取りとステップなんだけど、使い込んでるんで、反動か前進か、僕には読み切れなかったから、人気を考慮して68点にした。S君は本命にしてたけどね。終わってみれば、S君の方が精神的に安定した馬だから、より精度の高い、確かな本命だったということなのかもだよ。こっちの馬が邪魔しちゃって3着だったけど。

編;ですかね〜。内枠ひきましたし、今井さんの指定通り、馬体重が少し増えてきたんで、いけちゃうかなと、かなり僕も盛り上がりましたが・・・。では、二人で気を取り直して大阪杯の分析にいきましょう。2年前は6番人気だったペルシアンナイト本命にして激走してますし、今年もお願いしますよ。昨年は金鯱賞5着後の9番人気アルアインが勝ちました。この人気薄も買い目に入れてましたよね?

今;2000mでも半GTみたいな中途半端なレースだからね。少頭数でもあるし、古馬の牡馬ディープインパクト産駒が走ってもおかしくはないよ。当日の馬場もピッタリになったよね。

編;ただこのタイプの登録はないので、2着です。2着には有馬記念5着後の2番人気キセキが来ましたが、有馬記念組もいなくて、3着の神戸新聞杯からというのもいません。いきなり最初に1頭も解説がないのもどうかなので、休み明けってことで、JCはどうなっていますか?3着馬と4着馬が登録しているんですが。

今;それならジャパンC4着以内で見てみようか。そうすると、GTになってからは出走例がないんで、GU時代で見ると5頭出ているよ。GUだからどこまで意味があるかは微妙だけど、一応見てみよう。そうすると、5頭中4頭が3番以内だ。コース形態も距離も全く違うからストレスが少ないぶん、安定感がある。とは言っても1番人気が3頭いて、みんな人気馬だから、凄いってほどでもないけど。来なかった馬は今回4角13番手。他の馬は捲った馬も含めて4角では6番手以内には上がっていた。休み明けの大幅短縮でもある程度はついていける機動力はあった方がベターだろう。あと唯一来なかった馬は不良の年だから、特殊バイアス時も注意だね。それと勝った2頭は2走前が菊花賞と凱旋門賞。他の3頭は天皇賞。休み明けでもカテゴリーストレスが薄い方が有利じゃないかな。あと、連対した3頭は前走人気より着順が悪かった馬だった。休み明けでも疲労がなければないだけ、プラスだ。ただ一応チャンピオン競走のGTだから、GUのようにそういうテクニカルなリズムが影響するのかは、分からない面もあるけど。

(続く)

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